oykot cafe 【オイコット・カフェ】


ジュエリー工房oykotの気ままなつぶやきです
by oykot_cafe

カテゴリ:宝石マメ知識( 14 )

変色・・・!

よいお天気ですね。
週の始めが晴れやかだと、気分もすっきり、パキパキと物事がこなせそうな気がします。

先週末、GIAで開催された「宝飾品の取り扱いセミナー」で、
今までもこの先も、ほぼ無いであろう経験をしてきました。

石を金槌でたたいたり、すりこぎですりつぶしたり、バーナーで焼いたり・・・(汗)

宝石の耐久性や取り扱い方などを、実験を交えて確認しましょうという試みなのです。

こちらの写真は、照射処理をしたもの等が、加熱されることによって劇的に変色してしまうという実験。
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左:マラカイト・ロードナイト・ロードクロサイト
右:アメシスト・シトリン・ピンクトルマリン・アパタイト・トパーズ(結晶)・ブルートパーズ
実験の様子
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結果
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アメシストは薄い黄色に、ピンクトルマリンとシトリンは全く色がなくなってしまいました!
(まあ、こちらの実験のような状況に宝石が置かれることはなかなか無いと思いますが。)

他にも、写真は撮れませんでしたが、大きく亀裂が入り真っ二つに割れてしまった石や、様々な環境化に置いた宝石の変化を実際に見ることができました。

例えば:ホコリに含まれるケイ砂はかなり硬度があるため石を傷つける。拭く前に吹いて。
    アメシストや真珠、クンツァイトは日焼けによる退色があるので注意。
    サンゴ・パール・ぺリドットやアパタイトなど、果物の汁やワインなどで化学変化を起こす。
    オパールは乾燥に気をつけて!

せっかく気に入って手に入れたものが割れてしまったり、変色してしまったりしたら悲しいですものね。

ぜひご不明な点や石の特徴など、お決めになる前に細かく聞くことをオススメいたします。
by oykot_cafe | 2013-04-15 09:59 | 宝石マメ知識

染色石&パール

とても珍しい石をたくさん拝見させていただく機会に恵まれました。
そのほんの一部をご紹介しましょう。
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天然のアワビの真珠(上)とメロメロパール(下)。
ジュエリーとして身に着けるというよりも、この一粒で神秘的なパワーを感じる、高貴な佇まいのものでした。
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そして、こちら。
染色したブルーカルセドニー。
時がたち、染色したものが粉末となって表面に浮き出てきたものです。
大きな衝撃を受けました。

やはり、天然の恵みにはたちうちできません。

by oykot_cafe | 2012-11-22 21:28 | 宝石マメ知識

8月誕生石「ペリドット」

8月の誕生石は「ペリドット」。

ペリドット(Peridot) 和名:橄攬(かんらん)石
名前の由来:「epidote」が語源といわれている
色:黄緑~緑 。
モース硬度:6.5~7
☆宝石言葉:夫婦の幸福、友愛、平和、希望、復活愛 など
☆身体的効能:精神的パワーUP、頭の働き向上、肉体疲労回復
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古代にはトパーズやエメラルドと間違われ、少し哀しい過去を持つペリドット。
今では「太陽の石」と呼ばれ、真夏の太陽の様に、弱気になった心や気持ちを明るく照らし前向きにしてくれるとして人気がある宝石です。

ペリドットは豊富に採掘されており、手に入れやすい宝石です。
ただ、やはり大粒のものになると価値は高まり、さらに褐色や黄味をおびない、純粋なグリーンのものは高く評価されます。
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こちらは、なんと284.85ctのルース。
ページTopに掲載した写真はロマノフ王朝時代の宝飾品でこちらも192.75ctもある大作です。 

産地は、ザバルガードというエジプトの紅海に浮かぶ島で最高級品が採掘されていましたが閉山となり、近年ではミャンマー産が有名です。その他、パキスタン、アメリカ、中国やノルウェーも産出しています。

ただ、ペリドットは軟らかい石で傷が比較的つきやすい為、日常使いとしてのリングにはあまりおススメできません。
お出かけ用のリングとしてや、ネックレス、ピアス&イヤリングをお勧めします。

さわやかなグリーンが美しいペリドット。
きっと、貴方に前向きな幸せをプラスしてくれることでしょう。
by oykot_cafe | 2012-08-23 21:59 | 宝石マメ知識

7月誕生石「ルビー」

7月の誕生石「ルビー」をご紹介します。

ルビー(Ruby) 和名:紅玉
名前の由来:ラテン語「ルべウス」(赤)
色:橙赤~ピンク~紅~赤紫 。
モース硬度:9
☆宝石言葉:情熱・勇気・自由・深い愛情 など
☆身体的効能:エネルギーUP、粘り強くなる、絶対的な美を与えてくれる石とされる

宝石の王様はダイヤモンド、宝石の女王はルビー、と言われる絶対的な地位を持つ宝石。
ダイヤモンドよりも古くから、ルビーは王者に親しまれ、富と勝利の象徴としても重宝されてきました。中には、不安を克服させパワーをみなぎらせてくれるということで粉にして飲んでいた人もいるそうです。
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ルビーはサファイアと同じコランダムという種類で、その中でぴったり1.89%の酸化クロムを含んだものだけが紅色を呈し、「ルビー」と呼ばれる、実に希少なものなのです。

その理由からも、ルビーの産出量はダイアモンドやサファイアと比べても極端に少なく、特に、最高級とされるピジョン・ブラッド(やや紫がかった鮮やかだけれど柔らかな赤。鳩の血という意味)はダイヤモンドをしのぐほどの、かなりの高値がつきます。

さらに近年では主要産地であるミャンマーの政情が不安定でもあるため、大変貴重なものとなっています。

【代表的なルビーの色分け】
最高級 ミャンマー産:ピジョン・ブラッドをはじめ、濃度があり柔らかな赤
高級 スリランカ産:やや淡い色でチェリーピンクと言われる、ピンク色
リーズナブル タイ産:ビーフブラッドといわれる、少し黒みがかった濃い赤

なお、天然ルビーのほとんどは肉眼で見える多くのインクルージョン(内包物)があり、逆にそれらが少ないものは一気に価値が高まります。

ルビーはその美しい色を持つにもかかわらず、ダイヤモンドの次に硬度が高く、日常で身に着けていてもほとんど支障がないほど丈夫な石ということもおススメできる大きなポイントです。

私の誕生石でもある、「Ruby」。私も最高級のルビーの指輪を身に着けて、ゴージャスな人生を送りたいなあと思ってみる今日この頃、でした(笑)
by oykot_cafe | 2012-07-31 16:07 | 宝石マメ知識

6月誕生石「パール」

6月の誕生石「パール(真珠)」をご紹介します。

パール(pearl) 和名:真珠
名前の由来:ラテン語の「ペルナ(貝の種類)」に由来
色:白~ピンク~紫~黒緑 をはじめ19種類にわけられるほど多色。
モース硬度:3.5~4.5
☆宝石言葉:純真無垢、健康、富、女性の品格 など
☆身体的効能:解熱、利尿、胃酸過多、胃潰瘍の防止、精神の安定、美をもたらす(パールを使用した美容クリームなども出ている)、お産を軽くする など
「海の宝石」と言われる真珠。昔から冠婚葬祭の時につけるジュエリーとして一般に知られていますが、近年では、パールを使った日常的なアクセサリーやジュエリーもぐんと増えました。

アコヤ真珠の乳白色のまあるいフォルムは、女性らしさを全面に引き立て、とても優しい表情の作品が生み出せます。また、黒蝶パールのきりっとした色合いは、バリッと仕事をこなす格好良い大人の女性に似合います。
同じ真珠でも色も大きさも多岐にわたり、多くの表情を見せる、奥の深い宝石。
今回はパールの代表的な種類と特徴を簡単にご紹介します。
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※養殖真珠
【アコヤ】
いちばん代表的な真珠。
アコヤガイから出来、2mm~10mmの乳白色の球形が一般的。
カラー:白~クリーム~うすピンク
産地:日本、中国、ベトナム 他
質:大き目の美しい球形で白色にローズのオーバートーンがかった光沢のあるものが理想的

【南洋】
シロチョウガイを母貝に、やわらかくてなめらかな光沢をもつ、8mm~18mmの大きめの真珠で、粒をそろえるのが大変なため一粒使いをされることが多い。
カラー:白~シルバー~ゴールド
産地:オーストラリア、インドネシア、フィリピン 他
質:大珠で、丸く、キズがなく光沢のあるものが最高級。
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【タヒチ】
クロチョウガイが母貝で、8mm~17mmの、安定したピーコックカラー(黒に虹色がかった色)を呈する真珠。
カラー:黒~ピーコック~ダークブルー~パープル
質:南洋真珠と同様、大珠で、丸く、キズがなく光沢のあるものが評価が高い。
なお、黒蝶パールの中でも、沖縄で養殖されている「琉球パール」は、海外の黒蝶よりも小ぶりですが、水が冷たく身が引き締まっているため、とてもテリ(光沢)がある美しい一品で、個人的に気に入っています。
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【淡水】
ヒレイケチョウガイなどから出来る、2mm~13mmの、米粒型のちいさな白いパールが一般的。
量産されているため、全体的に安価で、求めやすい真珠。
カラー:白~シルバー~クリーム
産地:中国(ほとんどの生産を占める)、日本、アメリカ
質:全体の約2%ともいわれる、大きめで球形のものは値が高い。

※真珠層のない真珠
【コンクパール】
ピンク貝から生み出される、3mm以下の楕円形でピンク色をした真珠。
カラー:ビビッドピンク~ピンク~クリーム
産地:カリブ海
質:シンメトリーで、火炎模様を示す、鮮やかなピンク色の大きめなコンクパールは非常に高い値がつく
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【メロパール】
メロメロ貝から出来る、大粒のパール。最大では38mmもの大きさが記録されている。
カラー:オレンジ~クリーム
産地:東南アジア
質:オレンジ色の火炎模様を示す、シンメトリーなもの。
  ただ、メロパールの色は不安定で褪せやすいので注意が必要。
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また他にも、張り合わせパールの、「マベパール」も隠れた人気があります。
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なお、ご参考までに、先日制作したフルオーダーピアスで、アコヤ真珠を使用したのでご紹介します。
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しっとりと、上品な中に女性らしい可愛らしさをもつ真珠。
ひとつは持っていたいジュエリーですね★
by oykot_cafe | 2012-06-26 17:59 | 宝石マメ知識

5月誕生石「エメラルド」

5月の誕生石「エメラルド」をご紹介します。

エメラルド(Emerald) 和名:翠玉(すいぎょく)
名前の由来:サンスクリット語「スマラカタ」(緑色の石)が転訛したもの
色:深緑~緑~青緑
モース硬度:7.5~8
☆宝石言葉:幸運、清廉、健康
☆身体的効能:目の回復、脊椎の矯正、精神の安定

和装にも洋装にも似合うエメラルドグリーン。
美しく年を重ねるごどにしっくりとなじんでくる宝石です。
クレオパトラがこよなく愛し、部屋中をエメラルドで飾り立てたと言われています。
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このエメラルドは婚約指輪のブームとなったヨーロッパ・ロマン時代の「好意」を示す「REGARD Ring」のE部分を担った、重要な宝石。
ちなみに、RはRuby、EがEmerald、GがGarnet、AがAmethyst、DがDiamond。

品質はコロンビア産が最高級品です。
うっすらと青みがかった鮮やかなグリーン。気体・液体・個体からなる三相インクルージョンがコロンビア産の特徴です。
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他にも、ザンビアやブラジルも多く産出していますが、多少黒みがかっており、ジンバブエ産は黄味が特徴的です。

エメラルドは全体的に内包物がとても多く、ほとんどの石が肉眼で見える内包物があります。
そのため、超音波洗浄は避けてください。ヒビや割れの原因になります。
ダイヤモンドやサファイアに比べると硬度が低めでキズもつきやすいため、取扱いには多少注意が必要ですが、あまり気にしすぎる必要はありません。

「幸運」を呼ぶ石として、長年人気を持ち続けるエメラルド。
きっと、「オトナの女性」に癒しをくれるはずです。
by oykot_cafe | 2012-05-29 04:52 | 宝石マメ知識

4月誕生石「ダイアモンド」

4月の誕生石「ダイアモンド」をご紹介します。

ダイアモンド(Diamond) 和名:金剛石
名前の由来:ギリシア語「adamazein」(征服されない)
色:無色~イエロー、ブラウン、ブラック、ピンク、ブルー、レッド
モース硬度:10
☆宝石言葉:純粋無垢、永遠の絆

変わらぬ美しさと、不屈の精神を象徴する石といわれ、まばゆい輝きを放ちながら、宝石界の頂点に君臨し続けるダイアモンド。
その上品で遠くまで届く輝きは、女性に知的さと優雅さ、控えめな色っぽさをプラスしてくれる、何にも代えがたいとてもすばらしい宝石です。

そんな素敵な宝石をさらに身近なものにできるように、ダイアモンドのグレード評価基準である「4C」に基づき、ダイアモンドの希少性や価値などについて、簡単にご説明したいと思います。
なお、ご存じの方も多いかと思いますが、「4C」の詳細に関しては、oykotの「品質のお約束」ページで詳細を記載してありますので、ぜひご参照になってください。
http://oykot-japan.com/commitment/quality.html

4Cは「カラー(色)」「カット(形)」「クラリティ(内包物)」「カラット(大きさ)」で構成されており、それぞれの要素が組み合わさってそれぞれの石の希少価値が評価されます。

そのダイアモンドの値段を左右する一番大きな要素は「カラット」と「クラリティ」と言えると思います。

まずは同じクオリティのダイヤでも「カラット」つまり、「大きさ」が一回り違うだけで何倍にもなったりします。
小さいサイズでの価格差はあまりないのですが、大きくなればなるほど、少し大きくなるだけでグンと値が上がります。例えば、業界的に「マジックプライス」というのですが、1ctを超えるか超えないかで、かなり大きく差が出てきます。

そして、大きな石になればなるほど、「クラリティ」のグレードが一つあがるだけでグンとお値段が跳ねあがります。
例えば、色味やカットのグレードが最高級の、1ctのVVSのダイヤがIFになると百万単位で値段が変わってくることもあるのです。それだけ希少価値が高い、ということですね。
ただ、このクラリティに関してはVS以上であれば、ほぼ専門家以外の方は見分けがつかないため、外見よりは、自分自身、あるいは贈る人の気の持ちようが大きいと言えます。

「カット」と「カラー」も、もちろん価格を左右する大事な要素ですが、上記の2つほどは、1グレードにおける大幅な価格の差はないと言えます。

ただ、見た目の問題で、「カット」は非常に重要なポイントです。
いくら大きくてクラリティグレードが良くても、カットが悪いとほとんど輝かず、魅力を半減させてしまいます。また、カットによっては高さばかりが出て、一番重要な真上から見える円の面積が小さく、実際のctよりも小さいもののように感じてしまうものもあります。
なので、原則oykotではカットは最高級のexcellentを使用しています。

残った「カラー」ですが、こちらもやはり最高級のDカラーは希少性が高く、EとFの違いよりもDとEの違いの方が値は大きく変わります。
ただ、カラーは個人的な好みで、良い悪い、という見方はしなくていいと考えています。
特にゴールドを使った作品であれば、色味もかなり緩和され、ほとんど黄色味がわからなくなりますし、逆に黄色味がかったダイアモンドの方がゴールドとよくなじみ、やわらかい仕上がりになるともいう見方もできます。
oykotは基本的にメレダイヤはGカラー以上のものを使用しておりますが、メインの石に関しては、ご予算に応じて幅広くご提案させていただいております。
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ちなみに、こちらの作品は Very Light Yellowのカラーで、アルファベットにするとN~Rの間になりますが、ゴールドの枠に収めると、ほとんど黄色味がわかりません。

もちろん、大きくて、クラリティもカラーもカットもトップのグレードのものにできれば最高ですが、ご予算に応じて、
プラチナ枠だから、大きさはちょっと控えめでも、カラーとクラリティはこだわりたい・・、
ゴールド枠に留めるから、多少カラーは黄色味があっても一回り大きなものにしよう・・、
などといった柔軟な考え方ができればさらにダイアモンドが身近になると思います。

さらに、ラウンドと言われる一般的な丸型のダイアがダントツ人気で価格も高いのですが、オーバル(楕円)やスクエア(四角)、ペアシェイプ(しずく型)カットなどは同じクオリティでも少し価格帯が低くなっているため、「シェイプ」を考慮するのも有効的です。
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なお、ご参考までに、写真中央ラウンドがDカラーで右のオーバルがMカラーのダイアモンド、左のペアシェイプと中央のラウンドが0.5ctでほぼ同じ大きさのものです。

また、カラーダイアモンドの価値としては、レッド、ブルー、グリーン、イエロー、ブラウン・ブラックの順に高く評価され、天然のものには驚くほどの価格がつけられます。
ただ、近年は処理されたカラーダイアモンドがほとんどで、よく情報を確かめることをお勧めします。

人々を魅了してやまないダイアモンドは一生モノとして十二分の価値を持っています。

すこしでも良いグレードの、本当に納得して身に着けられるものを・・・、と願うことから、oykotでは国内外の独自のルートで高品質のダイヤモンドの仕入れをしており、グレードによっては、デパート価格の2分の1以下でのご提供が実現しています。もちろん、GIAもしくはAGTの鑑定付です。
ぜひ一度ご相談ください。

あなたの人生に、永遠の輝きを・・・!
by oykot_cafe | 2012-04-30 23:38 | 宝石マメ知識

3月誕生石 「アクアマリン」

3月の誕生石「アクアマリン」をご紹介します。

アクアマリン(Aqua-marine) 和名:藍玉 
名前の由来:ラテン語「海」と「水」
色:薄青~青~青緑
モース硬度:7.5~8
☆宝石言葉:幸福、冷静沈着、勇気、聡明
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アクアマリンは、エメラルドと同じ「ベリル」にグループ属します。
エメラルドにほんの少しだけ鉄分が多く含まれたことにより、清らかな青色になっています。

愛の石と呼ばれる仲間の中でも高い周波数を持っていて、「幸せな結婚へと導く石」、「幸福を呼ぶ石」とされ、パワーストーンとしても人気を博しています。
暗い中ではさらに輝きを増すため、「困難に陥った時に救いの光を与えてくれる」、「先々の見通しを明るく照らしてくれる」として、お守りにもされているようです。

■クオリティ:
写真の下の石のように、鮮やかな濃い青色がトップクオリティで、「サンタマリア」と呼ばれ、通常のアクアマリンの10倍近くの価格がつけられます。大粒のサンタマリアは非常に希少です。
透明度が重要な石なので、全体的に内包物は少ない石ですが、内包物の目立たない石を選ぶことが大切です。
硬度も高めなため、カットも美しく仕上がっているものが多く流通しています。
なお、ブルートパーズとよく似ていますが、同等のクオリティにおいて、アクアマリンの方が数倍高い値で取引されています。

■産地:
ブラジルのミナス・ジェイラス州サンタマリア鉱山産、通称「サンタマリア」が最高級品。
モザンビーク産も色が濃く「サンタマリア・アフリカーナ」として重宝されているが非常に希少になっています。
最近はマダガスカル産も高品質なサンタマリアを産出しており、注目されています。
その他、タンザニア、ケニア、インド、スリランカなどで採掘。

■取扱いに際して:
硬いので神経質になる必要はありませんが、キズが多くつくと透明度を損ね、ヒビ割れの原因にもなるため、硬いものと頻繁にこすり合わせたり、大きな衝撃はできるだけ与えないようにしてください。

清涼感あふれるアクアマリン。
この石が似合うような女性になりたいものです。
by oykot_cafe | 2012-03-22 22:40 | 宝石マメ知識

2月誕生石 「アメシスト」

のんびり投稿で本当にすみません。。

2月の誕生石「アメシスト」をご紹介します。

アメシスト(Amethyst) 和名:紫水晶 
名前の由来:ギリシア語a-methu(酒に酔わせない)
色:赤紫~紫
モース硬度:7
☆宝石言葉:高貴、誠実、決断力
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クオーツ(水晶)の中で一番クオリティが高いとされる石、アメシスト。
宗教的、霊的に権威が高いとされる紫色をしていることで、何千年も前から宝飾品やお守りとして用いられ、ローマ法王も巨大なアメシストの指輪をはめていました。

名前の由来の「酒に酔わせない」というのは、ちょっとわかりづらいですが、ギリシャ神話から来ているのです。
酒の神バッカスが酔ってばかりで戒められた腹いせに、最初に会った人「アメシスト」を虎に襲わせようとした瞬間、女神ダイアナが女官アメシストを透明な水晶に変えた。そのあまりの美しさに、バッカスが悔い改め、ぶどう酒を水晶に注ぎ、アメシストが美しい紫色になった・・・という話です。
ギリシャ神話らしい、神秘的な由来ですよね。

「恋に悪酔いしない」という意味も通ずるので、人を冷静に見抜く判断を与え、良いパートナーを選べるお守りにもなるといわれています。
また、「危険から守る」という面でも、困難を乗り越え、自分の道を切り開いていくパワーを与えてくれる石と言われています。

■クオリティ:
「色ムラのない、赤みがかった鮮やかな紫」が最高級品とされています。
色が薄かったり、茶色味がかったものはあまり高く評価されません。
色ムラが多い石のため、均一な色味の石は高く評価されます。
※色ムラを見る際は、白い紙の上に、石を裏返しに置いてみるとわかりやすいです。

■産地:アフリカ(特にザンビア)が色鮮やかで最高級品とされています。
   南アメリカ(ブラジルが代表的)は大きいけれど、色が薄めです。
   その他、アメリカ、カナダ、インド、マダガスカル等。
   豊富に採掘されるため、大きめのものでも手に入れやすい価格で流通しています。

■取扱いに際して:
 紫外線により色褪せることがあるため、保管する際は直射日光があたらないところにしまいましょう。

とても美しく、女性をワンランク上に見せる、紫色。
オシャレアイテムとしても大活躍してくれる素敵な石です。
by oykot_cafe | 2012-03-21 00:19 | 宝石マメ知識

1月誕生石 「ガーネット」

長らくお待たせいたしました(汗)

1月の誕生石「ガーネット」をご紹介します。

ガーネット(Garnet) 和名:ざくろ石 
名前の由来:ざくろの種子のような赤い石
色:紅、紫、朱赤、オレンジ、黄色、緑
モース硬度:7.5 ※デマントイドは6.5 ←かなりやわらかい≒傷がつきやすい

数千年前、エジプトのファラオの首を飾ったレッドガーネット。

ガーネットは化学組成の違いによる2つの大きなグループ、その中に5つのメインの種類があり、それぞれのグループ内で種類が交わりたくさんの色を生み出している、ちょっと複雑な宝石です。

それぞれの石の色味と特徴、効果を簡単に紹介しましょう。
■マークがメインの種類、□マークがメインが合わさってできた変種

を中心としたグループ
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上左
■ パイロープガーネット(明るい赤:橙赤~赤~朱赤~赤紫~濃桃)
あまりこの名前では販売されておらず、「レッドガーネット」と総称されている。
最高品は純粋な強いレッド。
 ☆宝石言葉: 友愛、真実、勝利  地道な努力を実らせる力を持つとされる
 ☆身体的効能:血流潤滑化、老廃物除去など   

上中央
□ ロードライトガーネット(紫がかった色限定:紫赤~紫~赤紫)
「バラの花のような石」という由来をもつ、レッド系ガーネットで一番人気が高い種類。
透明度が高く、紫の色味が濃いと価値が高い。
 ☆宝石言葉:忠実・真実の愛・優雅  薔薇色の人生をもたらすといわれる
 ☆身体的効能:若さを保つ、精神安定、むくみ・神経痛の改善など

上右
■ アルマンダイトガーネット(暗い赤:茶橙~茶赤~紫赤)
代表的なガーネット。大量に流通しており、大粒のものも多いが、
濃度が高くなりすぎると暗みを帯びてしまうものが多々あるので注意。
 ☆宝石言葉:真実、友愛
 ☆身体的効能:精神のバランス安定、血液潤滑化

上図中央
□ マラヤガーネット
「仲間外れ」という意味の名がつくほど、色鮮やかな桃紅橙色のガーネット。
タンザニアのウンバ川流域で採れるため「ウンバライト」とも呼ばれる。
 ☆宝石言葉:内気、はにかみ、心を奪う素質
 ☆身体的効能:体力増強、冷え改善など

上図下
■ スペサタイトガーネット(黄~橙~茶赤)
「オレンジガーネット」といわれる種類の中心。
アルマンダイトより明度が高く、美しいことが多い。
「マンダリン」と言われるビビッドな橙赤色が人気。
 ☆宝石言葉:裕福、実り  
 ☆身体的効能:花粉症・アトピー・肌荒れ・頭痛の改善、免疫力向上など
______________________________

黄色を中心としたグループ
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右上
■ アンドラダイトガーネット(黄~黄緑~緑)
鮮やかなグリーンをしたガーネットの王様「デマントイド」の名が前面に出ているため、市場ではほとんどこの名では呼ばれない。
黄色は「トパゾライト」、黒は「メラナイト」と呼ばれている。
 ☆宝石言葉、身体的効能は下記「デマントイド」、「トパゾライト」参照


□ デマントイドガーネット(黄緑~緑)
「ダイヤモンドのような」ということから名がついた、まばゆい光を放つ石。
非常に希少性が高く、1ctを超えるものは上質なエメラルドよりも高値が付く場合も。
鮮やかなグリーンが最高級品で、ホーステイルと呼ばれる毛状の内放物が含まれるものも人気が高い。
 ☆宝石言葉:成長、疾走、幸運を掴む
 ☆身体的効能:循環器系の向上
 
右下
□ トパゾライト(黄)
純粋な黄色の石のみが呼ばれる名前。
トパーズの色に似ていることから名づけられた。
 ☆宝石言葉:確実な吉報 金運UPといわれている石
 ☆身体的効能:血液の循環・免疫力向上


■ グロシュラライトガーネット(無色~橙~黄~茶~緑)
幅広い色を持つ種類。アンドラダイト同様、市場ではこの名前はあまり使われず、特に緑の石は「グリーンガーネット」と総称されることが多い。
図の写真はグリーン石の「ツァボライト」およびオレンジの「ヘソナイト」。
 ☆宝石言葉、身体的効能は下記「サボライト」「ヘソナイト」参照

□ ツァボライト(緑)
グリーンガーネットの代表格で、ケニアのツァボ公園で採掘された、濃いグリーンの石。
デマントイドに次ぐ人気があるが、最近は色の薄いものが増えてきている。
 ☆宝石言葉:影響力
 ☆身体的効能:心身のバランス安定、婦人科系機能の改善、気持ちをプラス

□ ヘソナイト(茶橙~黄橙)
基本的に内包物が多く、大きな石は少ない。
 ☆宝石言葉:安らぎ、自己暗示力
 ☆身体的効能:免疫力向上、パワー貯蓄

その他に、図にはありませんが、代表的なものがもう一つ。

□カラーチェンジガーネット(赤系⇔黄緑)
アレキサンドライトに似た色変換をするガーネットは非常に希少性が高く、コレクターの間で高値で販売されている。中にはブルーを呈するものも。
 ☆宝石言葉:昼と夜の愛の変貌
 ☆身体的効能:精神安定、血液循環の改善など

さて、様々なガーネットが出ましたが、市場的な価値をざっくりランクづけすると・・・。
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※上の方が価値が高いもの。一番下がリーズナブル。

ただ、宝石はあくまで、ご自身の好みが何より大切!
宝石言葉や身体的効能も、参考までに記載してありますが、あまりとらわれず、実際に手に取って、直感的にフィットする、好きな色や形、大きさを選ぶのがベストです。

≪参考文献≫
GIA.G.G. text GIA Japan
セミプレシャスストーン 双葉社
by oykot_cafe | 2012-02-19 07:34 | 宝石マメ知識


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