oykot cafe 【オイコット・カフェ】


ジュエリー工房oykotの気ままなつぶやきです
by oykot_cafe

アンティークジュエリー美術館②

アンティークジュエリーご紹介の続きです。

4、ダイヤモンドのティアラ
アンティークジュエリー美術館②_d0239862_11334393.jpg

こちらは、もう贅をつくしたダイヤモンドのティアラ。
それぞれ、今ではなかなか目にしない、オールドカットの大粒なダイヤモンドを使用し、とてもゴージャスだけれども、全体的にとても温かみのあるフォルムに仕上がっています。
こういう作品が、一族代々伝えられていくにふさわしい一品なのでしょうね。

5、リング付の香水入れ
アンティークジュエリー美術館②_d0239862_11375863.jpg

美しいヴィーナスと天使が描かれた作品。
社交の場に参加する際、高貴な身分の女性のほとんどが持っていた香水入れ。
この作品は手にすっぽり握れる大きさで、チェーンの部分に指輪がついており、すべらないように指にはめて香水入れを持てるという実用性も兼ねたもの。
何から何まで、余裕があってこその、まさに大人の女性の贅沢品です。

6、メッセージジュエリー
アンティークジュエリー美術館②_d0239862_1154170.jpg

婚約指輪のブームとなったヨーロッパ・ロマン時代の相手への想いを示した作品たち。
「REGARD」 Rings
:RはRuby、EがEmerald、GがGarnet、AがAmethyst、DがDiamond
「パール」
:勿忘草をデザインしたパールの指輪。「真実の愛」が花言葉。「私を忘れないで」という想いが込められている。
「ハートと王冠」
:ハートに王冠を組み合わせたブローチと指輪で、「私の心の女王様」という意味を込めたそう

どれもとてもロマンティックで、心や気持ちを豊かにしてくれるものでした。
ジュエリーを一つ作るのにも膨大な予算と何年も猶予が与えられ、とにかく職人の技をつぎこむことが求められた作品たち。
本当に、贅沢な時を過ごした時代だったのですね。
アンティークジュエリー、これこそが贅沢品の頂点に君臨するものなのではないでしょうか。

by oykot_cafe | 2013-09-24 12:06 | jewelry作品
<< Heart Pierced E... アンティークジュエリー美術館① >>


最新の記事
海に浮くチャペル
at 2017-05-19 12:11
久々の投稿になってしまいまし..
at 2017-05-12 09:39
2016年もよろしくおねがい..
at 2016-01-01 10:23
From Kyoto
at 2015-10-26 00:58
オイコット7周年です
at 2015-08-11 08:03
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧